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ブログで収益化を目指すなら、ジャンルを決めずに自由に書く「雑記ブログ」より、特定のジャンルに絞って書く「特化ブログ」のほうが効果的です。
ただし、特化ブログでもジャンル選びを間違えると失敗する可能性があります。ジャンル選びは収益化においてとても重要です。
そこで今回は、特化ブログのジャンルの決め方について解説します。
収益化における特化ブログのメリット3つ
まずは収益化において特化ブログにはどんなメリットがあるのか見ていきましょう。
収益化における特化ブログのメリットは以下のとおりです。
- 検索上位に表示されやすい
- 読者のニーズを掴みやすい
- 読者からの信頼を得やすい
メリット1:検索上位に表示されやすい
特化ブログは専門性が高いため、検索エンジンから評価されやすく、GoogleやYahoo!などの検索結果で上位に表示されやすいです。
検索上位になると、検索経由で自然にアクセスが集まります。SNSや広告に頼る必要がないので、集客のための時間やコストを大幅に節約できますよ。
メリット2:読者のニーズを掴みやすい
特化ブログは特定のテーマに興味を持つ読者が集まることから、読者像をイメージしやすいです。
明確な読者像があると、「何を知りたがっているのか」「どんな商品やサービスに興味があるのか」といったニーズを掴みやすいです。これにより、効果的なコンテンツの作成やアフィリエイト案件の選定が可能となり、収益化の成功率が高まります。
メリット3:読者からの信頼を得やすい
特定のジャンルに絞って情報を発信する特化ブログは、読者に「専門的で信頼できる」と感じてもらいやすいです。
信頼されるとリピーターが増え、商品やサービスも購入されやすくなります。また新規読者を呼び込むきっかけとなる、SNSや口コミでの拡散も期待できます。
儲かるジャンルが実際に稼げるとは限らない
「どうせなら儲かるジャンルで始めたい」と思ってしまうものですが、儲かるとされるジャンルでも、初心者が必ず稼げるわけではありません。
そこで、儲かるジャンルの概要から注意点まで詳しく解説します。
儲かるジャンルとは
儲かるジャンルとは、需要があり、かつ高単価なアフィリエイト案件が多く存在する分野を指します。具体的には以下のとおりです。
- 金融:クレジットカード、仮想通貨、FXなど
- 美容・健康:ダイエット、脱毛サロン、サプリメントなど
- 恋愛・結婚:マッチングアプリ、結婚相談所など
- IT・インターネット:レンタルサーバー、光回線、モバイルルーターなど
- 学び:英会話、プログラミングなど
これらのジャンルは1件の成約につき3,000円~1万円以上の報酬が発生することもあります。1件1万円の案件なら、月に10件成約するだけで10万円達成です。
ただし、儲かるジャンルにはいくつか注意点があります。成功するためには、注意点を踏まえたうえで、適切な戦略と努力が必要です。
儲かるジャンルの3つの注意点
儲かるジャンルには以下のような注意点があります。
- 競争が激しい
- 資格や実績が必要な場合がある
- 自分の興味とマッチしない場合がある
注意点1:競争が激しい
儲かるジャンルはすでに多くの企業やアフィリエイターが参入しているレッドオーシャンです。ニッチなサブジャンルを狙ったり、ターゲットを絞り込んだりしない限り、成功は難しいでしょう。
注意点2:資格や実績が必要な場合がある
儲かるジャンルの中には、専門知識があることを証明する資格や実績がないと検索上位に表示されるのが困難なジャンルもあります。
それが「YMYL(Your Money or Your Life)」と呼ばれる、人々の財産、健康、生命に重大な影響を与えるテーマです。たとえば、投資、住宅ローン、脱毛、痩身、病気などは、儲かるジャンルでもありYMYLジャンルでもあります。
資格や実績は簡単に用意できるものではないため、YMYLジャンルで成功することは簡単ではありません。SNSなど検索以外の集客経路がある場合は挑戦する価値もありますが、検索流入を目指す場合は慎重に検討する必要があります。
注意点3:自分の興味とマッチしない場合がある
儲かるかどうかでジャンルを選ぶと、興味のないジャンルを選んでしまう場合があります。
「興味がなくても稼げれば良い」という考え方もありますが、実際は興味を持てないと説得力のある記事が書けなくて読者が増えなかったり、モチベーションを保てず早々に挫折してしまったりと、うまくいかないことが多いです。
特化ブログのジャンルの決め方5ステップ
特化ブログのジャンルは、以下のような手順で決めると失敗しにくいです。
- 興味関心や得意分野を洗い出す
- YMYLジャンルを除外する
- 競争が激しくないジャンルに絞る
- 需要が見込めるジャンルに絞る
- アフィリエイト案件があるジャンルに絞る
ステップ1:興味関心や得意分野を洗い出す
まずは趣味、特技、資格、経歴などを振り返ってみて、「この分野なら人より少し詳しいぞ」と自信が持てるものを、思いつく限り紙に書き出してみましょう。
候補は以降のステップで徐々に絞り込んでいくので、この段階ではどれだけたくさんあってもOKです。
ステップ2:YMYLジャンルを除外する
次に、候補から以下のようなYMYLジャンルを除外します。
- 金融:投資、住宅ローン、税金など
- 美容・健康:脱毛、痩身、病気など
- 教育・キャリア:資格、転職、留学など
- 法律・行政:相続問題、離婚、マイナンバーなど
- セキュリティ・リスク管理:個人情報の保護、地震保険、災害対策など
このほかにも、人々の財産、健康、生命に大きな影響を与えるテーマはYMYLジャンルとみなされます。
ステップ3:競争が激しくないジャンルに絞る
次に、競争が激しくないジャンルに絞り込みます。
競争が激しいかどうかは、Googleなどの検索エンジンでジャンルのメインキーワード(例:キャンプ→キャンプ 初心者)で検索し、検索結果の1ページ目を確認します。
企業サイトや行政機関のサイト、広告(スポンサー)などが占拠している場合は競争が激しいと言えます。逆に個人ブログや質問サイトなどが入っている場合は狙い目です。
ステップ4:需要が見込めるジャンルに絞る
次に、需要が見込めるジャンルに絞り込みます。
需要を調べるには、GoogleキーワードプランナーやUbersuggestなどのキーワードリサーチツールでメインキーワードの検索ボリュームを確認します。検索ボリュームが月間1,000回以上なら、ある程度の需要が見込めるでしょう。
ステップ5:アフィリエイト案件があるジャンルに絞る
最後に、アフィリエイト案件があるジャンルに絞り込みます。
アフィリエイト案件がなくてもアクセス数があればアドセンスなどのクリック報酬型広告で収益を出すことが可能ですが、アフィリエイト案件のほうが報酬率が良いので効率的に稼げます。
アフィリエイト案件があるかどうかは、「ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)」というサービスで確認できます。登録時に審査のないASPもあるので、そういったASPを利用すれば現時点でもアフィリエイト案件の有無を確認できますよ。
初心者でも狙える穴場ジャンルを見つける4つの方法
競争が激しくなく、需要も見込める「穴場ジャンル」を見つける方法には、以下のようなものがあります。
- サブジャンルを狙う
- ターゲットを明確にする
- 場所を限定する
- 特定のブランドや商品に限定する
方法1:サブジャンルを狙う
ショッピングサイトで買い物するとき、メインジャンルで検索すると商品が多すぎて選ぶのが難しいですが、サブジャンルで絞り込むと商品も絞り込まれて選びやすくなります。
ブログもこれと同じで、メインジャンルからサブジャンルへシフトするとライバルが減ってグッと参入しやすくなりますよ。
- ドラマ → 韓国ドラマ
- スイーツ → チョコレート
- 財布 → レディース長財布
方法1:ターゲットを明確にする
「どんな人にブログを読んでもらいたいか」というターゲット設定を明確にすると、小さい市場(=穴場ジャンル)になりやすいです。
たとえば、ターゲットを「プレゼントを探している人」と広く設定すると、ジャンルは「プレゼント」という大きい市場になってしまいますが、送る相手やシチュエーションなどを具体的にイメージして明確なターゲットを設定すると、「彼女への誕生日プレゼント」「父の日のプレゼント」「孫の大学入学祝い」など、小さい市場が見えてきます。
- プレゼント → 彼女への誕生日プレゼント
- スーツ → 背が低い人向けのスーツ
- 時計 → アウトドア向けの時計
方法3:場所を限定する
旅行系やスポット系など場所がキーとなるジャンルの場合は、国や地域を限定しましょう。
それが出身地や現在の居住区なら、地元の人しか知らないコアな情報を伝えられたりしますし、実際に足を運んで体験記事を書くことや、お店の人にインタビューすることも比較的容易です。
- 海外旅行 → ハワイ旅行
- 温泉 → 北海道の温泉
- カフェ → 鎌倉のカフェ
方法4:特定のブランドや商品に限定する
ある程度知名度があるなら、特定のブランドや商品に特化するのも良いでしょう。そのブランドや商品で直接アフィリエイトできなくても、関連商品でアフィリエイトできれば収益化できます。
- 家事代行サービス → ダスキン メリーメイドサービス
(関連商品:掃除機、収納グッズなど) - 格安SIM → mineo
(関連商品:スマホアクセサリー、モバイルバッテリーなど) - コーヒーメーカー → デロンギ
(関連商品:ミルクウォーマー、洗浄用品など)
ジャンルが決まったら早速ブログを開設しよう!
ジャンルが決まったら早速ブログを開設しましょう。せっかく良いジャンルを見つけても、行動が遅れるとライバルに先を越されてしまう可能性があります。
これからブログを始めるなら、「WordPress」がおすすめです。WordPressブログの始め方について以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
まとめ
今回は、特化ブログのジャンルの決め方について解説しました。
まずは興味関心や得意分野を洗い出し、YMYLジャンルを除外→競争が激しくないジャンルに絞る→需要が見込めるジャンルに絞る→アフィリエイト案件があるジャンルに絞るという手順で徐々に候補を絞り込んでいきましょう。
良いジャンルを見つけられなかった場合は、サブジャンルを狙う、ターゲットを明確にするなど、穴場ジャンルを見つける方法も試してみてくださいね。