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ブログのアイキャッチ画像を作成できるツールに「Canva(キャンバ)」があります。CanvaはPhotoshopなどと違って無料で利用できるうえ、操作も簡単なため、ブログ初心者の方におすすめです。
そこで今回は、Canvaでのブログのアイキャッチ画像の作り方をご紹介します。
Canvaとは

Canva(キャンバ)とは、デザイン初心者からプロまで誰でも簡単に使えるオンラインデザインツールです。豊富なテンプレートと素材(写真、動画、イラスト、音楽)を使って多彩なデザインを作成できます。
またCanvaは複数のデバイスに対応しており、パソコンではブラウザ上で、スマホでは専用アプリをインストールすることで利用できます。
Canvaには有料プラン(Canva Pro)もありますが、基本的な機能は無料プランでも利用可能です。使える素材の種類を増やしたい場合や、無料プランにはない機能を解放したい場合は、Canva Proへのアップグレードを検討すると良いでしょう。
Canvaの登録方法
Canvaを利用したことがない方は、まず以下の手順で登録を済ませましょう。
- Canvaのアカウントを作成する
- 利用前の設定をおこなう
手順1:Canvaのアカウントを作成する
まずはCanvaのアカウントを作成します。Canvaでは、Google、Yahoo!JAPAN ID、Facebookなど他社アカウントを使ってアカウントを作成することもできます。
CanvaのWebサイトにアクセスし、「登録して今すぐ始める」をクリックします。

アカウントの作成方法を選択します。

以降の手順は選択した方法によって異なります。「Googleで続行」を選択した場合は、小さいウィンドウで「アカウントの選択」画面が表示されるので、ログイン済みのアカウントを選択するか、「別のアカウントを使用」からCanvaに登録したいGoogleアカウントでログインします。

「Canvaにログイン」画面が表示されたら「次へ」をクリックします。

手順2:利用前の設定をおこなう
次に利用前の設定おこないます。
まず利用目的を選択します。今回は例として「個人」を選択します。

続いてCanva Proの無料トライアルをおすすめされるので、興味がある場合は「無料トライアルを開始」を、無料プランで続行したい場合は「後で」をクリックします。

最後にCanvaからのお知らせの受信可否を選択します。

以下のような画面が表示されたらCanvaの登録は完了です。

ログアウトした場合は、CanvaのWebサイトの「ログイン」から、登録したアカウントでログインすればOKです。

Canvaでのブログのアイキャッチ画像の作り方
Canvaでのブログのアイキャッチ画像の作り方は以下のとおりです。
- デザインを新規作成する
- テンプレートを選択する
- テンプレートをカスタマイズする
- 完成したデザインをダウンロードする
テンプレートの利用は必須ではないですが、デザインを考えるのが苦手な場合はテンプレートを利用したほうが簡単にアイキャッチ画像を作成できます。
手順1:デザインを新規作成する
まずはデザインを新規作成します。
「デザインを作成」をクリックします。

「カスタムサイズ」をクリックし、「幅」「高さ」を入力、「単位」を選択して「新しいデザインを作成」をクリックします。なお、ブログのアイキャッチ画像の推奨サイズは、1200x630pxです。このサイズは、多くのSNSで比率が保たれたまま表示されるサイズであり、縮小されても綺麗に表示されるサイズでもあります。

これで指定したサイズでデザインが新規作成されます。

手順2:テンプレートを選択する
次に、テンプレートを選択します。
オブジェクトパネルの「デザイン」をクリックし、「テンプレート」タブを開いてイメージに近いテンプレートをクリックします。「ブログ アイキャッチ」などのキーワードで検索すると、ブログのアイキャッチ画像向けのテンプレートに絞り込まれます。

クリックするとキャンバスにテンプレートが反映され、編集できる状態になります。

手順3:テンプレートをカスタマイズする
次に、選択したテンプレートを、アイキャッチ画像を設定する記事の内容に合わせてカスタマイズします。
今回はテキストの変更や素材の追加などをおこないました。詳しいやり方については「Canvaでのテキストや素材の追加・編集・削除のやり方」を参考にしてみてください。

手順4:完成したデザインをダウンロードする
最後に、完成したデザインをダウンロードします。
まずヘッダーメニューの「共有」⇒「ダウンロード」をクリックします。

必要に応じて「ファイルの種類」を変更し、「ダウンロード」をクリックします。次回以降も同じ設定でダウンロードしたい場合は、「ダウンロード設定を保存」にチェックを付けておきましょう。

これで完成したデザインがダウンロードされます。パソコン(Windows)の場合、通常は「ダウンロード」フォルダに保存されます。
Canvaでのテキストや素材の追加・編集・削除のやり方
Canvaでのテキストや素材の追加・編集・削除のやり方について解説します。
- テキストを追加する
- 素材を追加する
- テキストを変更する
- フォントを変更する
- 色を変更する
- サイズを変更する
- 回転させる
- 配置を変更する
- 整列させる
- 重なり順を変更する
- 削除する
テキストを追加する
テキストを追加するには、まずオブジェクトパネルの「テキスト」をクリックし、「テキストボックスを追加」をクリックします。

するとキャンバスにテキストボックスが追加されるので、[BackSpace]で元のテキストを削除し、新しいテキストを入力します。これでテキストが追加されます。

素材を追加する
Canvaの素材を追加するには、オブジェクトパネルの「素材」をクリックし、希望の素材をクリックします。

これでCanvaの素材が追加されます。サイズと配置を調整すると以下のようになります。

自分で用意した素材(自分で作成した素材やフリー素材サイトからダウンロードした素材)を追加するには、まずオブジェクトパネルの「アップロード」をクリックし、「ファイルをアップロード」をクリックします。

追加したい素材を選択するとアップロードが開始されます。アップロードが完了するとパネルに素材が表示されるのでクリックしましょう。

これで自分で用意した素材が追加されます。

フリー素材を探している方には以下の記事もおすすめです。
テキストを変更する
テキストを変更するには、対象のテキストをダブルクリックし、テキストが青背景になったら[BackSpace]で元のテキストを削除して新しいテキストを入力します。

フォントを変更する
フォントを変更するには、まず対象のテキストにカーソルを合わせ、周囲が枠で囲まれたらクリックし、ツールバーの「フォント」⇒フォントパネルの「フォント」タブ⇒希望のフォントをクリックします。

これでフォントが変更されます。

色を変更する
色を変更するには、まず対象のテキストや素材にカーソルを合わせ、周囲が枠で囲まれたらクリックし、ツールバーの「テキストの色」または「カラー」⇒カラーパネルの「文書で使用中のカラー」や「デフォルトカラー」などから希望の色をクリックするか、「新しいカラーを追加」から希望の色を追加します。

これで色が変更されます。

サイズを変更する
サイズを変更するには、対象のテキストや素材にカーソルを合わせ、周囲が枠で囲まれたらクリックし、希望のサイズになるよう、四隅や四辺の白いボタンをドラッグします。

回転させる
回転させるには、対象のテキストや素材にカーソルを合わせ、周囲が枠で囲まれたらクリックし、希望の向きになるよう矢印ボタンをドラッグします。

配置を変更する
配置を手動で変更するには、対象のテキストや素材にカーソルを合わせ、周囲が枠で囲まれたら希望の位置までドラッグします。

キャンバスを基準に自動で配置を変更するには、まず対象のテキストや素材を選択した状態で、ツールバーの「⋯」⇒「配置」⇒配置パネルの「配置」タブ⇒「ページに合わせる」から希望の配置をクリックします。

たとえば「下揃え」と「右揃え」をクリックすると、対象のテキストや素材がキャンバスの右下に配置されます。

整列させる
整列させるには、まず対象のテキストや素材をすべて選択します。複数のパーツを一度に選択するには、最初のパーツを選択したあと、[Shift]を押しながら追加のパーツを選択します。

ツールバーの「⋯」⇒「配置」をクリックして配置パネルが表示されたら「配置」タブを開き、「素材を整列させる」から希望の整列方法をクリックします。

たとえば右の列の「中央揃え」をクリックすると、対象のテキストや素材が縦方向に中央揃えされます。

重なり順を変更する
重なり順を変更するには、まずキャンバスの任意の場所をクリックしてツールバーを表示し、「配置」⇒配置パネルの「レイヤー」タブ⇒上または下に移動したいレイヤーを移動先までドラッグ&ドロップします。

たとえばテキストレイヤーを図形レイヤーの上に移動すると、図形に隠れていたテキストが見えるようになります。

削除する
削除するには、対象のテキストや素材にカーソルを合わせ、周囲が枠で囲まれたらクリックし、「削除」をクリックするか、[Delete]を押します。

これで削除されます。

まとめ
今回は、Canvaでのブログのアイキャッチ画像の作り方をご紹介しました。
Canvaでは、直感的な操作方法でブログのアイキャッチ画像を作成できます。白紙の状態から作成する場合も難しい操作は特にありませんが、テンプレートを使うと、より簡単にクオリティの高いデザインを作成できて便利ですよ。