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WordPressでWebサイトを作成する場合、サーバー代やドメイン代などがかかるのが普通ですが、完全無料でWebサイトを作成することも不可能ではありません。
そこで今回は、WordPressの無料と有料の違いについて解説します。
無料でどこまでできるのか知りたい方や、サーバー代などにお金をかけるメリットを知りたい方はぜひご一読ください。
WordPressの無料と有料の違い
WordPressでWebサイトを作成するには、WordPress本体のほか、以下のようなものも必要です。
- サーバー
- ドメイン
- テーマ
これらは無料のものと有料のものがあり、すべて無料のものを利用すれば完全無料でWebサイトを作成できます。
それでは、それぞれの無料と有料の違いについて見ていきましょう。
無料サーバーと有料サーバーの違い
サーバーとは、ネットワークを通じてサービスやデータを提供するコンピューターのことです。サーバーがあることで、Webサイトを構成するデータの保管や、Webサイトの表示が可能となります。
無料サーバーと有料サーバーの主な違いは以下のとおりです。
無料サーバー | 有料サーバー | |
---|---|---|
料金 | 無料 | 年間1万円程度 |
ディスク容量 | 少ない | 多い |
安定性 | 低い | 高い |
広告表示 | あり | なし |
独自ドメイン利用 | 不可 | 可 |
商用利用 | 不可 | 可 |
サポート | 限定的 | 充実 |
無料サーバーは有料サーバーに比べてディスク容量が少なく、多いところでも30GB程度となっています。有料サーバーは最安プランでも300GB程度が一般的です。
また自動で広告が表示される場合がほとんどで、広告の位置や内容によってはサイトのデザインや雰囲気が損なわれてしまうことも。
独自ドメインの利用や商用利用についても不可としているところが多いです。独自ドメインでのサイト運用やサイトの収益化を考えている方は有料サーバーを選びましょう。
無料ドメインと有料ドメインの違い
ドメインとは、インターネット上の住所を表す文字列のことで、そのサイトがどこにあるのか判別するための情報となります。
無料ドメインと有料ドメインの主な違いは以下のとおりです。
無料ドメイン | 有料ドメイン | |
---|---|---|
料金 | 無料 | 年間2,000円程度 |
ドメインの種類 | 一般的ではない | 一般的 |
信頼性 | 低い | 高い |
利用条件 | あり | なし |
有料ドメインは「.com」「.net」「.jp」などよく見るものが多いですが、無料ドメインは「.tk」「.ml」「.ga」などあまり馴染みのないものが多いです。そのため、ユーザーから「怪しいサイトなのでは…」と警戒されてしまう可能性があります。
また無料ドメインはサービスによって「30日ごとに手動更新が必要」などの利用条件があります。条件を守れないとドメインが使えなくなるため注意が必要です。
無料テーマと有料テーマの違い
テーマとは、Webサイトのデザインテンプレートのことです。テーマを変更すると、サイトのデザインや機能を一瞬で変更できます。
無料テーマと有料テーマの主な違いは以下のとおりです。
無料テーマ | 有料テーマ | |
---|---|---|
料金 | 無料 | 1万~2万円程度 |
デザイン | シンプル | 洗練されたデザイン |
機能 | 少ない | 豊富 |
更新頻度 | 低い | 高い |
サポート | 限定的 | 充実 |
有料テーマはプロフェッショナルな印象を与える洗練されたデザインが多いのに対し、無料テーマはシンプルなデザインが多いです。カスタマイズオプションも有料テーマのほうが充実している傾向にあり、より細かいデザイン調整が可能となっています。
機能面でも有料テーマのほうが優れており、多くの便利機能がプラグインなしで利用可能です。
ブログサービスのWordPressの無料プランと有料プランの違い
WordPressには、WordPressを用いたブログサービスの「WordPress.com」というものも存在します。
こちらは「はてなブログ」や「FC2ブログ」などと同じで誰でも無料で始められますが、有料プランを契約してさまざまな制限を解放することもできます。つまり、WordPress.comはプランによって無料にも有料にもなります。
このWordPress.comの無料プランと有料プランの主な違いは以下のとおりです。
無料プラン | 有料プラン | ||||
---|---|---|---|---|---|
パーソナル | プレミアム | ビジネス | コマース | ||
月額※ | 無料 | 564円 | 1,128円 | 3,524円 | 6,343円 |
ディスク容量 | 1GB | 6GB | 13GB | 50GB | 50GB |
独自ドメイン利用 | 不可 | 可 | 可 | 可 | 可 |
プラグインのインストール | 不可 | 不可 | 不可 | 可 | 可 |
テーマのインストール | 不可 | 不可 | 不可 | 可 | 可 |
広告表示 | あり | なし | なし | なし | なし |
コマースソリューションの利用 | 不可 | 不可 | 不可 | プラグインで利用可 | 可 |
独自ドメインを利用したい場合や広告が表示されたくない場合はパーソナルプラン以上が、さらにプラグインやテーマをインストールしたい場合はビジネスプラン以上が選択肢となります。
ただ有料プランは全体的にサービス内容に対して料金が高く、あまりコスパが良いとは言えません。
個人でサーバーを契約してWordPressを動かす場合はサーバーの設定や管理が必要ですので、そういった手間を省きたい場合はWordPress.comを利用するのも良いでしょう。
無料のWordPressで作成可能なサイト
無料のサーバー・ドメイン・テーマでWordPressを利用する場合、以下のようなサイトが作成可能です。
- 小規模サイト
- 低トラフィックのサイト
- 非営利目的のサイト
- 短期的なサイト
- シンプルなサイト
- 練習用サイト
たとえば簡易的なポートフォリオサイト、パスワード付きの限定公開サイト、すぐに消す予定のサイトなどは無料のWordPressで十分です。またWordPressがどんなものか実際に触って試してみたい方にも向いています。
有料のWordPressで作成可能なサイト
有料のサーバー・ドメイン・テーマでWordPressを利用する場合、以下のようなサイトが作成可能です。
- 大規模サイト
- 高トラフィックのサイト
- 営利目的のサイト
- 長期的なサイト
- デザイン性や機能性の高いサイト
たとえば会社のホームページや、広告収入を得ることを目的としたサイトなどは有料のWordPressが向いています。初めてのサイト運営で規模もトラフィックもどうなるか予測がつかない場合も、長期的な運営を考えているのであれば有料のWordPressが良いでしょう。
有料のWordPressをお得に始める4つの方法
有料のWordPressを利用する場合、サーバー代、ドメイン代、テーマ代などが発生しますが、以下のような方法により、これらの費用を抑えることが可能です。
- ASPのセルフバックを活用する
- 永久無料ドメインがもらえるサーバーを利用する
- 有料テーマが割引になるサーバーを利用する
- サーバーのキャンペーン期間中に申し込む
方法1:ASPのセルフバックを活用する
「ASP」と呼ばれるサービスの「セルフバック」というシステムを活用すれば、ある程度の資金を集めることが可能です。
ASPとは、広告主とサイト運営者を仲介するサービスのことです。ASPに登録すると企業の広告を自分のサイトに掲載することができ、広告から利益が発生すると報酬を得ることができます。
ASPにはサイト運営者自らが広告を利用することで報酬が発生するシステムもあり、それをセルフバックと言います。セルフバックプログラムの中には「資料請求で◯◯円」といった、費用負担なしで報酬が発生するものもあるので、資金集めに活用できます。
方法2:永久無料ドメインがもらえるサーバーを利用する
以下の有料サーバーでは、一定の条件を満たすことで取得費用も更新費用もかからない「永久無料ドメイン」が2個もらえます。
- エックスサーバー
- ConoHa WING
- ロリポップ!
通常だとドメインは年間2,000円の費用がかかりますので、この費用を永久に節約できるのは大きいです。
方法3:有料テーマが割引になるサーバーを利用する
前述のサーバーは、サーバー申し込み時に一部の有料テーマを割引価格で購入することができます。無料テーマではなく有料テーマで始めたい場合、使いたい有料テーマが割引になるサーバー経由で購入するとお得です。
割引になる有料テーマはサーバーによって異なります。詳しくは以下の表を参考にしてみてください。
エックスサーバー | ConoHa WING | ロリポップ! | |
---|---|---|---|
SWELL | -880円 | ||
JIN:R | -1,000円 | ||
JIN | -550円 | ||
SANGO | -800円 | ||
XWRITE | -3,960円 | ||
THE THOR | -1,320円 | -3,280円 | |
Emanon Pro | -2,320円 | -2,320円 | |
Emanon Business | -2,570円 | -2,570円 | -2,520円 |
Snow Monkey | -825円/年 | ||
Diver | -5,000円 | ||
LIQUID INSIGHT | -1,100円 | ||
GOLD BLOG | -1,000円 | ||
THE SONIC | -2,002円/年 | ||
Nishiki Pro | -890円 | ||
Colorful | -2,000円 |
方法4:サーバーのキャンペーン期間中に申し込む
前述のサーバーは不定期でキャンペーンを開催しています。そのキャンペーン期間中に申し込むと、利用料金が割引されたり、利用料金の半額がキャッシュバックされたりするので、通常時に申し込むよりお得です。
エックスサーバーでは、2024年11月5日(火)17:00 ~ 2024年12月4日(水)17:00まで、12ヶ月以上で新規契約した場合に利用料金の半額がキャッシュバックされるキャンペーンを実施しています!
詳しくはエックスサーバーの公式サイトをご覧ください。
まとめ
今回は、WordPressの無料と有料の違いについて解説しました。
無料のWordPressでは、会社のホームページや、広告収入を得ることを目的としたサイト、長期的なサイト運営は難しいので、こうしたサイトの運営を目的とする場合は有料のWordPressを利用しましょう。
有料サーバーを利用する場合、永久無料ドメインがもらえたり、有料テーマが割引で購入できたりする「エックスサーバー」「ConoHa WING」「ロリポップ!」がおすすめです。初心者の方に特におすすめなのは、国内シェアNo.1のエックスサーバーです。