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WordPressで一部の文章を隠す4つの方法【クリックで表示/条件で表示】

WordPressで一部の文章を隠す4つの方法【クリックで表示/条件で表示】

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今回は、WordPressで一部の文章を隠す方法をご紹介します。

WordPressの本文中に、見たい人だけクリックで見れるようにしたい文章がある場合や、条件に応じて隠したり見せたりしたい文章がある場合は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

WordPressで一部の文章を「クリックで表示」できるように隠す方法

WordPressで一部の文章をクリックで表示できるように隠したい場合は、「アコーディオン機能」を実装します。アコーディオン機能の実装方法には、以下のようなものがあります。

  • プラグイン「Arkhe Blocks」を使う
  • CSSをカスタマイズする

方法1:プラグイン「Arkhe Blocks」を使う

Arkhe Blocksは、ブロックエディタの機能を拡張するプラグインです。Arkhe Blocksの「アコーディオン」ブロックを使うと、以下のようなボタンをクリックするとその下に隠れた文章が表示されるアコーディオンを作成できます。

「Arkhe Blocks」のアコーディオンを開く前
クリックする前
「Arkhe Blocks」のアコーディオンを開いた後
クリックした後

Arkhe Blocksを使う場合は、まず当該プラグインをインストール・有効化します。

プラグインのインストール方法や有効化方法がわからない場合は、以下の記事をご覧ください。

インストール・有効化したら、記事の編集画面へ移動し、「アコーディオン」ブロックを追加します。

インサーター

グレー背景の部分にボタンテキストを、その下に隠したい文章を入力します。

「アコーディオン」ブロック

これでボタンをクリックすると隠れた文章が表示されるようになります。

「Arkhe Blocks」でアコーディオンを作成した結果

方法2:CSSをカスタマイズする

今回ご紹介するCSSでは、以下のような4行目以降が自動で非表示になるアコーディオンを作成できます。

アコーディオンを開く前
クリックする前
アコーディオンを開いた後
クリックした後

CSSをカスタマイズする場合は、まず「外観」⇒「テーマファイルエディター」をクリックします。

「外観」メニュー

style.cssの末尾に以下のコードを追加して「ファイルを更新」ボタンをクリックします。

#accordion-toggle {
  display: none;
}

.accordion-button {
  display: block;
  position: relative;
  width: 100%;
  margin-top: 10px;
  padding: 10px;
  border: 1px solid #aaa;
  background-color: #fff;
  text-align: center;
  cursor: pointer;
}

.accordion-button::before {
  content: '続きを読む';
}

#accordion-toggle:checked ~ .accordion-button::before {
  content: '閉じる';
}

#accordion-toggle ~ .accordion-button::after {
  position: absolute;
  top: calc(-3em - 1px);
  left: 0;
  width: 100%;
  height: 3em;
  background: linear-gradient(transparent,#fff);
  content: "";
}

#accordion-toggle:checked ~ .accordion-button::after{
  display: none;
}

.accordion-text {
  display: -webkit-box;
  -webkit-box-orient: vertical;
  -webkit-line-clamp: 3;
  margin: 0;
  overflow: hidden;
  white-space: pre-wrap;
}

#accordion-toggle:checked ~ .accordion-text {
  display: block;
}
「テーマファイルエディター」画面

記事の編集画面へ移動し、

  1. カスタムHTMLブロック
  2. 段落ブロック
  3. カスタムHTMLブロック

という並びでブロックを追加します。

アコーディオンの作成に必要なブロック

段落ブロックには隠したい文章を含む全体の文章を入力し、カスタムHTMLブロックには以下のコードを入力します。

1つ目のカスタムHTMLブロック

<input type="checkbox" id="accordion-toggle">

2つ目のカスタムHTMLブロック

<label for="accordion-toggle" class="accordion-button"></label>

段落ブロックを選択し、設定サイドバーの「ブロック」タブ⇒「高度な設定」⇒「追加CSSクラス」にaccordion-textと入力します。

段落ブロックの設定サイドバー

すべてのブロックを選択し、ブロックツールバーの「グループ化」をクリックします。

ブロック全体とブロックツールバー

グループを選択し、設定サイドバーの「ブロック」タブ⇒「高度な設定」⇒「追加CSSクラス」にaccordion-containerと入力します。これで作業は完了です。

グループの設定サイドバー

これで4行目以降はクリックしたときだけ表示されるようになります。

アコーディオンを作成した結果

WordPressで一部の文章を「条件を満たした場合に表示」されるように隠す方法

WordPressで一部の文章を、条件を満たした場合に表示されるように隠したい場合、以下のような方法があります。

  • プラグイン「Block Visibility」を使う
  • プラグイン「Advanced Ads」を使う

方法1:プラグイン「Block Visibility」を使う

Block Visibilityは、ユーザー権限、画面サイズ、日付と時刻などを条件に、ブロックの表示/非表示を切り替えられるプラグインです。

Block Visibilityを使う場合は、まず当該プラグインをインストール・有効化します。

インストール・有効化したら、記事の編集画面へ移動し、隠したいブロックを追加します。

隠したいブロック

隠したいブロックを選択し、設定サイドバーの「ブロック」タブ⇒「可視性」の「+」アイコン⇒非表示にする条件をクリックします。

隠したいブロックの設定サイドバー
MEMO

条件は複数同時に指定できます。

すると設定サイドバーに細かい設定項目が表示されます。たとえば「画面サイズ」をクリックした場合は、「デスクトップで非表示」「タブレットで非表示」「モバイルで非表示」を選択できるようになります。ここでは「モバイルで非表示」をオンにしてみます。

「Block Visibility」の設定サイドバー

すると、モバイルで見たときは非表示に、それ以外の端末で見たときは表示されるようになります。

「Block Visibility」でブロックの表示に条件を指定した結果
モバイルでの表示
「Block Visibility」でブロックの表示に条件を指定した結果
パソコンでの表示

方法2:プラグイン「Advanced Ads」を使う

Advanced Adsは、コンテンツの表示位置や表示条件を指定できるプラグインです。指定できる条件には、ページ、カテゴリー、タグなどがあります。

Advanced Adsを使う場合は、まず当該プラグインをインストール・有効化します。

インストール・有効化したら、「Advanced Ads」⇒「広告」をクリックします。

「Advanced Ads」メニュー

「ウィザードを停止します」をクリックします。

Advanced Adsの「広告」画面

一番上の入力ボックスに隠したい内容のタイトルを入力⇒「広告タイプ」から「リッチコンテンツ」を選択⇒「広告パラメーター」に隠したい文章を入力します。

Advanced Adsの「広告」画面

「Targeting」の「表示条件」から表示する条件を選択します。

Advanced Adsの「広告」画面

たとえば「ハンドメイド」カテゴリーの記事でのみ表示したい場合は、「カテゴリー」を選択したうえで、表示されたカテゴリーの中から「ハンドメイド」をクリックして青い背景にします。

Advanced Adsの「広告」画面
MEMO

「一致しない」を選択すると、青い背景のカテゴリーでのみ表示されなくなります。

「公開」ボタンをクリックします。

Advanced Adsの「広告」画面

「Advanced Ads」⇒「設置」をクリックします。

「Advanced Ads」メニュー

文章を表示したい位置を選択⇒表示位置の名前を入力⇒表示したいコンテンツを選択⇒「新しい配置を保存」ボタンをクリックします。

Advanced Adsの「設置」画面

すると、「ハンドメイド」カテゴリーの指定した位置にのみ表示され、それ以外のカテゴリーでは表示されなくなります。

「Advanced Ads」でコンテンツの表示に条件を指定した結果
「ハンドメイド」カテゴリーの記事
「Advanced Ads」でコンテンツの表示に条件を指定した結果
「スイーツ」カテゴリーの記事

WordPressで特定のページを非表示にする方法

WordPressの一部の文章ではなく、ページごと非表示にしたい場合、方法として以下のようなものがあります。

  • 記事を下書きにする
  • 記事を非公開にする
  • 記事にパスワードを設定する

詳しくは以下の記事で解説していますので、そちらをご覧ください。

まとめ

今回は、WordPressで一部の文章を隠す方法をご紹介しました。

隠した文章をクリックで表示できるようにしたい場合は、プラグイン「Arkhe Blocks」を使うか、CSSをカスタマイズしてアコーディオン機能を実装します。

条件に応じて表示/非表示を切り替えたい場合は、「Block Visibility」や「Advanced Ads」などのプラグインを使うと良いでしょう。