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レンタルサーバーのスペックで重要なものの一つが「転送量」です。
でも、「転送量って何?」「どれくらいあれば良いの?」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。
そこで今回は、レンタルサーバーの転送量について、役割やサイト運営に必要な目安などを解説します。
レンタルサーバーの転送量とは
レンタルサーバーの転送量とは、サーバーから転送できるデータの総量のことです。
サーバーからデータが転送されるのは、Webサイトにアクセスがあったときです。Webサイトにアクセスがあると、サーバーからアクセス元のブラウザへ、そのサイトのデータが送られます。
そのため、Webサイトのアクセス数が多いほど、多くの転送量が必要となります。

レンタルサーバーが運送業者だとしたら、転送量は「運送できる荷物の量」という感じですね。
サイト運営に必要な転送量の目安
サイト運営に必要な転送量は、そのサイトのアクセス数によって変わってきます。
たとえば、1日に10万PVあるWebサイトなら、1ページあたり3MBとして、3MB×10万PVで1日あたり30万MB(300GB)の転送量が必要な計算になります。
ただ、このように莫大なアクセスを集めるのは簡単ではありません。サイト運営が初めての場合は特に、1日1万PVのアクセスを集めるだけでもたいへんです。これからWebサイトを作るなら、1日あたり30GBの転送量を保証してくれるレンタルサーバーで十分でしょう。
転送量をオーバーするとどうなる?
転送量をオーバーすると、以下のような対応をとられることがあります。
- 速度制限がかけられてWebサイトの表示速度が遅くなる
- プランの変更やサーバーの移転を提案される
- 追加料金が請求される
- サーバーの機能を停止される
これは、転送量を「無制限」としているレンタルサーバーについても同じです。
転送量に上限を設けていなくても、同じサーバーを共有しているほかの利用者への影響が確認された場合などには、上記のような対応をとられることがあるので注意しましょう。

レンタルサーバーは基本的に複数人で同じサーバーを共有する「共用サーバー」なので、あまり無茶な使い方はできません。
自分のサイトの転送量の確認方法
自分のサイトの1日あたりの転送量は、「1ページあたりのファイルサイズ×1日あたりのアクセス数」で求められます。
ファイルサイズの測定には、ブラウザの「Chrome」を使う方法が簡単です。あなたのサイトの中で、文字数や画像の掲載数が平均的なページをChromeで開いて[F12]でデベロッパーツール(検証モード)を表示し、「Network」⇒「Size」欄の一番上の数値を確認しましょう。

アクセス数の測定には、「Googleアナリティクス」というアクセス解析ツールを利用するのがおすすめです。解析用のコードをWebサイトの</head>
タグの直前か</body>
タグの直前に貼り付けると、翌日から日別のアクセス数を確認できるようになります。
まとめ
今回は、レンタルサーバーの転送量について解説しました。
レンタルサーバーの転送量とは、サーバーから転送できるデータの総量のことです。サイト運営の場合、ひとまず1日あたり30GB程度あれば困ることはないでしょう。
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