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独自ドメインを取得したあとは、そのドメインの「ネームサーバー」を変更しないといけない場合があります。
でも、「ネームサーバーって何?レンタルサーバーとどう違うの??」「どんなときに変更が必要なの?」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。
そこで今回は、ネームサーバーについて、レンタルサーバーとの違いや変更が必要なケースなどを解説します。
ネームサーバーとは
ネームサーバーとは、ドメインとIPアドレスを相互に変換する機能を持つサーバーのことで、「DNSサーバー」とも呼ばれます。

ドメインもIPアドレスもどちらもWebサイトの住所を示す文字列ですが、コンピューターが住所として認識できるのはIPアドレスだけです。
たとえば、パソコンで「example.com」にアクセスしても、パソコンはexample.comを住所として認識できないので、その場所にたどり着けません。たどり着くには、example.comのIPアドレスが必要です。

ではどうやってIPアドレスを入手するのかと言うと、ドメインのネームサーバーに問い合わせます。
ネームサーバーはドメインをIPアドレスに変換できるので、問い合わせれば「example.comのIPアドレスは192.0.2.0だよ」と教えてもらえます。IPアドレスがわかればパソコンはその場所にたどり着けます。

ネームサーバーとレンタルサーバーの違い
サーバーには、「Webサーバー」「メールサーバー」「FTPサーバー」「ネームサーバー」などいくつも種類があり、それぞれ役割が異なります。
基本的にレンタルサーバーとは、これら複数のサーバーの機能をまとめてレンタルできるサービスのことを指します。

つまり、ネームサーバーはレンタルサーバーを契約することで利用できるサーバーの一つということです。
レンタルサーバーについて、もっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
ネームサーバーの変更が必要なのはどんなとき?
ネームサーバーの変更が必要なのは、独自ドメイン取得サービスとレンタルサーバーが異なる場合です。このような場合、ドメインのネームサーバーをレンタルサーバー指定のものに変更しなければなりません。
たとえば、以下のようなケースはすべてネームサーバーの変更が必要です。
独自ドメイン取得サービス | レンタルサーバー |
---|---|
エックスサーバードメイン | ConoHa WING |
ConoHa WING | ロリポップ! |
ムームードメイン | エックスサーバー |
なぜこのような場合に変更が必要なのかと言うと、独自ドメインに最初からセットされているネームサーバーは「独自ドメイン取得サービスのネームサーバー」ですが、ドメインとIPアドレスを相互に変換できるのは「そのドメインが設置されたレンタルサーバーのネームサーバー」だからです。

ConoHa WINGで取得した独自ドメインをConoHa WINGのレンタルサーバーに設置するなど、独自ドメイン取得サービスとレンタルサーバーが同じなら、ネームサーバーは初期設定のままでOKです。
ネームサーバーの変更方法
ネームサーバーの変更は、独自ドメイン取得サービスの管理画面で行います。
たとえば、ムームードメインで独自ドメインを取得した場合は、ムームードメインの管理画面で変更を行うことになります。
ネームサーバーの詳しい変更手順は以下の記事で解説していますので、そちらを参考にしてみてください。
ネームサーバーを複数登録する理由
ネームサーバーは複数登録するのが基本です。たとえば、「エックスサーバー」は5個のネームサーバーを、「ConoHa WING」や「ロリポップ!」は2個のネームサーバーを登録します。
このように複数のネームサーバーを登録するのは、何らかの理由で1つ目のネームサーバーが稼働しなかった場合、2つ目に登録したネームサーバーに接続できるようにするためです。

登録できるネームサーバーがたくさんあるほど、もしものときの安心感があります。
まとめ
今回は、ネームサーバーについて解説しました。
ネームサーバーとは、ドメインとIPアドレスを相互に変換する機能を持つサーバーのことです。独自ドメイン取得サービスとレンタルサーバーが異なる場合、レンタルサーバー指定のものに変更しないとWebサイトを公開できないので注意しましょう。
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