当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
ブログやホームページを収益化する方法に「Googleアドセンス」というものがあります。
今回はそのGoogleアドセンスについて、収入目安ややり方などを解説します。
Webサイトの収益化や、Googleアドセンスに興味がある方はぜひご覧ください。
Googleアドセンスとは
Googleアドセンスとは、広告がクリックされると報酬が発生する、Googleが提供しているクリック報酬型の広告サービスのことです。
広告コードをWebサイトに貼り付けると、さまざまな企業の広告の中から、サイト訪問者の興味・関心にマッチした広告が自動で配信されます。サイト運営者は広告の種類や位置を指定するだけでOKです。
報酬は1クリック数十円~数百円と安いですが、クリックされるだけで報酬が発生するため、初心者でも収入を得やすいです。
Googleアドセンスの仕組み
Googleアドセンスの仕組みについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
たとえば、ダイエットについての記事があり、そのサイトでGoogleアドセンスが使われているとします。そこでダイエットサプリの広告が表示されたら、サイト訪問者はクリックして詳しく見てみたくなる可能性が高いですよね。

すると、その広告を出した企業(=広告主)は、商品のアピールや見込み客の集客に成功したことになります。これはたとえ商品が購入されなかったとしても広告主にとって得になりますので、見返りとしてサイト運営者へGoogleを通じて報酬が支払われます。

このように、「広告主」「Google」「サイト運営者」「サイト訪問者」の4者で成り立っているのがGoogleアドセンスです。

Googleアドセンスで配信される広告の基準
Googleアドセンスは、「Webサイトの内容」や「サイト訪問者の閲覧履歴」を基準に配信する広告を決めています。
過去・現在に閲覧しているということは、その人にとってそのWebサイトの内容が興味・関心のあるものだと言えるからです。
たとえば、ダイエットについての記事を読んでいる人にはダイエットサプリなどのダイエット関連の広告が配信される可能性が高いですが、その人が過去に美容について調べていたら、基礎化粧品などの美容関連の広告が配信されることもあるということです。

ちなみに、サイト訪問者の閲覧履歴を知る手段には、「Cookie」と呼ばれる技術が使われています。
Cookieとは、ChromeやSafariなどのブラウザに保存されている、閲覧履歴を記録したテキストファイルのことです。Googleアドセンスは、Webサイトにアクセスがあった際、アクセス元のブラウザからCookieを取得することで、サイト訪問者の閲覧履歴を把握しています。

なお、Cookieには個人を特定できる情報は含まれていません。

通販サイトでカートに入れた商品が、そのサイトを離れたあともカートの中に残っているのも、Cookieのおかげです。このように、CookieはWebサイトをより便利にする目的で使われています。
Googleアドセンスとアフィリエイトの違い
Googleアドセンスのように広告を使ったビジネスには、「アフィリエイト」というものもあります。この2つの違いは以下のとおりです。
アドセンス | アフィリエイト | |
---|---|---|
報酬発生のタイミング | クリックされた時 | 商品が購入された時 |
広告の選択 | できない | できる |
広告単価 | 安い | 高い |
広告への誘導 | NG | OK |
報酬発生のタイミング
Googleアドセンスは広告がクリックされた時点で報酬が発生しますが、アフィリエイトは広告がクリックされただけでは報酬は発生せず、遷移先のページで商品が購入されると報酬が発生します。
Googleアドセンスは広告がクリックされたあとのことを考えなくて良いので、アフィリエイトで稼ぐより難易度が低いです。
広告の選択
Googleアドセンスの広告は自動で決まります。サイト運営者が広告の内容を決めることはできません。
一方アフィリエイトは、サイト運営者がどの広告を掲載するか自由に選べます。よって、「広告に合わせてWebサイトを作り上げていく」といったことが可能です。
広告単価
広告単価は、アフィリエイトのほうが圧倒的に高いです。
アフィリエイトは広告によっては1件の成約で1万円以上の報酬が発生するものもあり、効率的に稼げます。
反対にGoogleアドセンスは1クリック数十円~数百円と、かなり安いです。大きく稼ぐには、たくさんアクセスを集め、たくさんクリックしてもらう必要があります。
広告への誘導
Googleアドセンスは、サイト訪問者に広告のクリックを促すことが禁じられています。
たとえば、広告の上に「こちらをクリック」と書くとアウトです。このような行為はポリシー違反となり、アカウント停止の措置をとられる可能性があります。
しかし、アフィリエイトで同様の行為を行ってもペナルティは特にありません。
Googleアドセンスの収入目安
Googleアドセンスの収入は、以下のような計算式でわかります。
アクセス数(PV)×クリック率(%)×単価(円)
クリック率を「1%」、単価を「30円」とすると、アクセス数別の収入目安は以下のとおりです。
アクセス数 | 収入目安 |
---|---|
1,000,000PV | 300,000円 |
500,000PV | 150,000円 |
333,334PV | 100,000円 |
166,667PV | 50,000円 |
100,000PV | 30,000円 |
33,334PV | 10,000円 |
このように、Googleアドセンスはアクセス数の多いWebサイトほど収入が上がりやすくなっています。
クリック率や単価はWebサイトによって異なるので、必ずこのとおりの収入になるわけではないですが、一つの目安にはなるでしょう。

月に3万PVくらい集まるようになると、月1万円が見えてきますよ!
Googleアドセンスのやり方
Googleアドセンスのやり方は以下のとおりです。
- Webサイトを作成する
- Googleアドセンスに登録する
- 審査に合格する
手順1:Webサイトを作成する
Googleアドセンスを利用するには、広告を掲載するWebサイトが必要です。
Webサイトを持っていない方は、「WordPress」で作成するのがおすすめです。基本的に無料ブログではGoogleアドセンスを利用できないので注意しましょう。
「WordPressって何?」という方は以下の記事をぜひご覧ください。
手順2:Googleアドセンスに登録する
Webサイトを作成したら、Googleアドセンスに登録します。
Googleアドセンスの登録は、Googleアドセンスのページの「ご利用開始」ボタンから行います。以降の手順は以下のとおりです。
Googleアドセンスに登録したいGoogleアカウントにログインします。
広告を掲載したいWebサイトのURLなどを入力して「AdSenseのご利用を開始」ボタンを押します。
「お客様についてお知らせください」の「情報を入力」ボタンをクリックし、名前や住所などを入力したら「送信」ボタンを押します。
SMSまたは音声通話にて送られてきた確認コードを入力し、「送信」ボタンを押します。
手順3:審査に合格する
電話認証まで完了したら、引き続きその画面から審査の申し込みを行います。
審査の申し込みは、「サイトをAdSenseにリンク」の「開始」ボタンから行います。以降の手順は以下のとおりです。
「コピー」をクリックしてAdSenseコードをコピーします。
Webサイトの編集画面に移動し、<head>
タグと</head>
タグの間にコピーしたAdSenseコードを貼り付けます。
Googleアドセンスの画面に戻り、「審査をリクエスト」ボタンを押します。
審査には最大4週間かかり、合否はメールで通知されます。
合格すると、審査の際に貼り付けたAdSenseコードが広告を表示させる役割を果たし、自動で広告が配信されるようになります。
ここまできたら、あとは広告から報酬が発生するのを待つだけです!報酬が確定したら、Googleから銀行口座に確定収益が振り込まれます。
Googleアドセンスの審査に通るには?
前述のとおり、Googleアドセンスは審査に通らなければ利用できません。
ではどうすれば審査に通るかと言うと、GoogleのポリシーやGoogleアドセンスの利用条件を守ったWebサイトを作ることが大切です。
具体的には、以下の6点がポイントとなります。
- 有用性のある記事を書く
- 独自性のある記事を書く
- 十分なコンテンツを用意する
- 禁止コンテンツを作らない
- 中身のないページを作らない
- 利便性の高いWebサイトにする
有用性のある記事を書く
有用性のある記事とは、「誰かの役に立つ記事」です。
たとえば、「○○遊園地に行って楽しかった」「△△カフェのパンケーキがおいしかった」だけで終わらせてしまうと、単なる日記になってしまいます。これでは有用性があるとは言えません。
この場合、「○○遊園地のチケットの料金や混雑状況は~です」と書いたり、「△△カフェはパンケーキ好きに人気で、駐車場やおすすめメニューは~です」と書いたりすると、「○○遊園地に行きたがっている人」や「パンケーキがおいしいお店を探している人」にとって有用性のある記事になるでしょう。
独自性のある記事を書く
独自性のある記事とは、以下のような記事を指します。
- 他人の記事をコピペしていない
- 引用だらけになっていない
- 自分の意見や体験談を書いている
「○○について書きたいけど、こんなのもう誰かが書いてるだろうし…」と、誰かとネタがかぶることを気にする必要はまったくありません。
きちんと自分の言葉で書いてさえいれば、誰かとネタがかぶっていても、それはあなた独自の記事になります。
十分なコンテンツを用意する
記事数や文字数が少なすぎると、コンテンツ量が不十分として審査に落とされることがあります。
「○記事以上」「○文字以上」といった明確な基準は公表されていませんが、私の経験やほかの方の体験談から推測するに、1記事あたり1,000文字以上で10記事以上書けば問題なさそうです。
禁止コンテンツを作らない
禁止コンテンツとは、Googleが「アドセンスの広告を掲載できない」としているコンテンツのことです。
違法なコンテンツや犯罪を助長するコンテンツはもちろん、性的描写が露骨なコンテンツも禁止とされているので注意しましょう。

「子どもに見せても問題ないWebサイト」なら、禁止コンテンツには該当しないでしょう。
詳しいことはGoogleのポリシーに書かれているので、そちらを参考にしてみてください。
中身のないページを作らない
中身のないページとは、以下のようなページを指します。
- 削除済みなのに検索結果に表示されるページ
- 属する記事が一つもないカテゴリーページやタグページ
削除済みのページについては、時間が経てば自然と検索結果に表示されなくなるので、それまで待てばOKです。
カテゴリーページやタグページについては、属する記事が一つもない場合、最低でも1記事は書くか、カテゴリーごとまたはタグごと削除してしまいましょう。
利便性の高いWebサイトにする
利便性の高いWebサイトにするには、以下のような点に気をつける必要があります。
- Webサイトの利用方法がすぐにわかるようにする
- サイト運営者と連絡を取れるようにする
たとえば、「わかりやすい位置にメニューを設置する」「お問い合わせフォームを設置する」などが利便性を高めるためにできることと言えます。
ちなみに、WordPressブログの場合は「Contact Form 7」というプラグインを使うだけで、簡単にお問い合わせページにあるようなお問い合わせフォームを設置できます。
まとめ
今回は、Googleアドセンスについて解説しました。
Googleアドセンスとは、広告がクリックされると報酬が発生するという、Googleが提供する広告サービスのことです。広告から商品が購入されないと収入にならないアフィリエイトと比べると稼ぎやすく、初心者向けです。
Googleアドセンスを利用するには、まずWebサイトを用意する必要があります。Webサイトを持っていない方はWordPressで作成すると良いでしょう。
当サイト「わぷふれ!」では、WordPressブログの始め方を初心者向けに解説しています。
これからWordPressブログを始めたいと思っている方は、以下の記事をぜひご覧ください。WordPressブログを始めるのに必要な知識や実際の手順などを図解やスクショを交えてわかりやすくまとめています。